食事(栄養科)

当院では、入院中の楽しみであるお食事をより安全で、より美味しく提供できるよう全国的にも最新の「ニュークックチルシステム」を取り入れ提供しております。

ニュークックチルシステムとは、加熱調理したものを急速冷却し、チルド状態で一時保存します。それをチルド状のまま盛り付け、お膳にセットし再加熱カートという配膳車に入れ、提供時間に合わせて冷たい料理は冷たいまま、温かい料理は温かく再加熱され提供されることが可能なシステムです。

献立は、栄養バランスを配慮し患者さまの状態や希望に合わせて、主食はご飯、軟飯、全粥、ミキサー粥から、副食は通常のサイズから、一口カット、刻み、嚥下食等などをセレクトすることが可能です。また、季節に応じた行事食や手打ちそば、握り寿司、お祭り、クリスマスなど四季折々のイベントを取り込みながら患者さまのQOL向上に努めております。

ニュークックチル

北海道初の「強制対流式ニュークックチル」を完全導入し、冷たいものは冷たく、温かいものは温かく食べられるようにしております。

強制対流式ニュークックチル

嚥下食

摂食・嚥下機能が低下している患者さまには、数段階の嚥下しやすい食事を独自に開発し、安全に美味しく食べていただけるよう支援しております。形がありながらも、自然と口に取り込みやすく、咀嚼しやすい、まとまり形成しやすい、飲み込みやすいメニューの提供に日々努めております。

行事・イベント食

季節ごとの食材を取り入れて、年間約20回の行事食を提供しております。中でも、イベントとして行う、手打ちそばや、握り寿司、お祭りで出展する露天などは、その場の迫力や雰囲気を感じとられ、とても人気が高く、楽しまれる催しものの一つになっております。

こだわりの手作りおやつ

家庭的な感覚を大切にし、手作りから伝わる愛情や温かさ、懐かしい記憶から思い出など、手作りにまつわるその良さを大事にしております。とくに、甘めのおやつは入院患者さまやデイサービス利用者さまに人気が高く、季節の食材を使用して飽きのこない食べやすいレシピ開発に力を入れております。

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